「八つ橋」と「おたべ」の違いは?本家西尾,聖護院,井筒/京都土産比較

京都旅行のお土産といえば「八つ橋」です。ところで、柔らかくて薄いお餅の中にアンコが入ったものを「八つ橋」と思っていませんか?

実は「八つ橋」とは、アンコが入っていないかたく焼き上げられたものを言います。焼かずに蒸したものは「生八つ橋」。「生八ツ橋」でアンコをくるんだものは「アンコ入り生八つ橋」と呼ぶのです。

【八つ橋】焼き菓子、煎餅(せんべい)に分類される
【生八つ橋】八つ橋と同じ素材を焼かずに蒸したもの
【アンコ入り生八つ橋】生八つ橋でアンコをくるんだもの

では「おたべ」とは何かというと、これは「八つ橋」を製造しているブランドの一つです。「八つ橋」とその関連のお土産を扱っているブランドが京都には4つありますが「おたべ」はその中の一つです。

参考までに京都の4つの「八つ橋」ブランドは次の通りです。

【本家西尾】創業1687年
【聖護院】創業1689年
【井筒】創業1805年
【おたべ】創業1966年

「八つ橋」と言えば、昔からある焼き菓子の「八つ橋」か、アンコをくるんだ「アンコ入り生八つ橋」を思い浮かべがちですが、最近では「八つ橋クランチ」など新しいアイテムも登場しています。

このページの下では、京都旅行のお土産選びに役立つように「八つ橋」の4ブランド11アイテムの品々を徹底紹介しています。下の「このページの目次」より気になるところをクリックしてご覧ください。

八ツ橋4ブランド【本家西尾/聖護院/井筒/おたべ】値段・コスパ比較

京都のお土産って、選ぶのが大変ですよね。やっぱり定番の八ツ橋がいいけど、色々あってどれが良いのか分からない!そんな方のために、京都駅構内のお土産屋さんで税込み1,080円以内で買えて10人以上にくばれる高コスパのアイテムを厳選!

しかも、すべて個別包装なので職場で配りやすいものばかり。京都旅行でのお土産選びの参考になれば幸いです!

本家西尾八ッ橋

元禄年間、聖護院の森の黒谷参道に「八ツ橋屋梅林茶店」として創業。元禄2年(1689年)に八ツ橋の原型を誕生させた。

八ッ橋 ニッキ【540円(3枚×10包)】


八ツ橋の元祖の一つと言われるブランドのニッキ味の八ツ橋です。純粋にニッキの風味を味わう昔ながらの八ツ橋ですので、基本の八ツ橋をお求めの方はこちらを。かなりニッキがきいているため、ニッキが苦手な方には厳しいです。八ッ橋 ニッキを実際に食べてみた感想 >>

八ッ橋 抹茶【540円(3枚×10包)】


抹茶味の八ツ橋です。八ツ橋と名前は付いていますがニッキは入っていないので、ニッキが苦手な方にはこちらがオススメ。八ツ橋の歯ごたえたっぷりの食感は楽しみつつ、抹茶味の新しいお菓子として食べられます。八ッ橋 抹茶を実際に食べてみた感想 >>

八ッ橋 黒ごま【540円(3枚×10包)】


瓦のような色が目を引く黒ごま味の八ツ橋です。パンチのきいたごまの香ばしさと風味に溢れていて、ニッキ味の八ツ橋とはひと味もふた味も違います。八ツ橋には食傷気味という方も一度試してみては?八ッ橋 黒ごまを実際に食べてみた感想 >>

あんなま 冬の三色【1,080円(ニッキ 4個、抹茶 4個、黒豆 4個)】


幅広い世代に人気の餡入り生八ツ橋「あんなま」の冬季限定パッケージで、ニッキ・抹茶・黒ごまの詰め合わせになっています。生八ツ橋の中で唯一の個別包装のため、お友達や職場の方へくばりやすいのが魅力です。あんなま 冬の三色を実際に食べてみた感想 >>

チョコレート八ッ橋【870円(カカオ 10個、抹茶 9個、イチゴ 9個)】


八ツ橋入りのクランチチョコレートです。ライスパフのザクザク食感とチョコレートの味により、かなり食べやすくなっています。パッケージの可愛らしさ、ポップな見た目から、女性受けがよさそうです。チョコレート八ッ橋を実際に食べてみた感想 >>

聖護院八ッ橋総本店

創業1689年。森の茶店として八ツ橋の販売を始める。ドラマやアニメとのコラボ商品も発売している。

聖護院八ッ橋【864円(3枚包み × 12個入)】


けしの実入りでほのかにナッツのような香りがするニッキ味の八ツ橋です。噛めば噛むほどジュワッと旨味が出てきますが、ニッキ味の八ツ橋の中では比較的ニッキの風味は控えめなので食べやすいと思います。聖護院八ッ橋を実際に食べてみた感想 >>

井筒八ッ橋本舗

1805年創業。京都を舞台にした純愛小説の主人公にちなんだ餡入り生八ツ橋「夕子」が看板商品。

八ッ橋 化粧缶入【648円(3枚×20包)】


二大老舗ブランドのニッキ味の八ツ橋と比べて一際甘さが控えめです。そして何と言っても白ごまがアクセントになっているのがユニークで、その香ばしい香りと風味が特徴的な八ツ橋です。ごま好きの方はこちらがオススメ!八ッ橋 化粧缶入を実際に食べてみた感想 >>

八ッ橋 京くらんち 15個入り【540円(みるく 5個、きゃらめる 5個、まっちゃ 5個)】


いわゆるクランチチョコレート。「みるく」「きゃらる」「抹茶」の3フレーバーですが、ニッキが入っているのは「みるく」のみ。コーンフレークと小麦パフの食感が楽しく、気軽に食べられるのが魅力です。八ッ橋 京くらんちを実際に食べてみた感想 >>

おたべ

1938年創業。1966年につぶあんを生八ツ橋でくるんだ創作菓子「おたべ」を初めて世に送り出した。

チョコ八ッ橋【702円(16枚入)】


焼いた八ツ橋をチョコレートでコーティングしたお菓子です。フレーバーはスイート、抹茶、イチゴの三種類。チョコで覆われていない箇所は普通のニッキ味の八ツ橋で、ニッキとチョコの不思議と噛み合う味わいを楽しめます。チョコ八ッ橋を実際に食べてみた感想 >>

八ッ橋クランチ【928円(26個入)】


焼いた八ツ橋をクランチしてチョコと混ぜ合わせたチョコの上に、おたべちゃんを象った丸いプレート状のチョコレートを乗せたお菓子です。チョコレートの味が濃く、かなり甘いので、甘党の方に喜ばれるお土産です。八ッ橋クランチを実際に食べてみた感想 >>

さくさくおたべ【1,080円(にっき 8枚、抹茶 8枚)】


サクサクホロホロ食感の薄い焼き菓子です。バター入り、裏側がクレームブリュレのようにキャラメリゼされているなどの点から、今回ご紹介する中で最も八ツ橋っぽさがなく、八ツ橋が苦手な方でも抵抗なく食べられます。さくさくおたべを実際に食べてみた感想 >>

八ツ橋4ブランド【本家西尾/聖護院/井筒/おたべ】高コスパ土産の食べ比べ

上でご紹介した八つ橋アイテムすべてを食べ比べてみました。お買い物の際の参考にしていただければ幸いです。

本家西尾八ッ橋

創業:貞享4年(1687年)
https://www.8284.co.jp/

八ッ橋 ニッキ


販売価格:540円
内容量:ニッキ 30枚(3枚×10包)

パリッポリッ、口の中で豪快に音を立てて割れる固い食感の京菓子・八ツ橋の元祖の一つが「本家西尾八ツ橋」です。

八ツ橋の老舗三社が販売しているニッキ味の八ツ橋をそれぞれ食べ比べたところ、「井筒八ツ橋本舗」の方は白ごま、「聖護院八ツ橋」の方はケシの実入りで香ばしさが増幅されていますが、こちらの「本家西尾八ツ橋」はそのようなアレンジをきかせていない分、純粋にニッキの濃厚な風味が感じられます。

あれこれひねらず、素材の味を前面に出す。創業から変わらない真摯な姿は、老舗の矜持を否応無く感じさせられますね。味わいは噛むほどにじわじわと旨味が出てくるタイプで、ガツンと鼻に来るニッキ独特の後味は、「井筒八ツ橋本舗」や「聖護院八ツ橋」に比べても一際印象的。

飲み込んでからもニッキの風味とほのかな甘みが後を引き、また食べたいと思わせるのは、さすが由緒ある老舗の八ツ橋といったところ。重厚な正統派の八ツ橋です。

【本家西尾八ッ橋 ニッキ こんな人にオススメ】
昔ながらの堅焼き八ツ橋をお好みの方、甘さ控えめなので甘味が苦手な方にもオススメ。中年男性に受けが良さそうです。ニッキが苦手な方や、固さの関係で小さなお子様やお年寄りも避けた方がいいかと思います。

八ッ橋 抹茶


販売価格:540円
内容量:30枚(抹茶3枚×10包)

八ツ橋の老舗・本家西尾八ツ橋が販売している抹茶味の堅焼き八ツ橋です。色は抹茶の粉末と同じぐらいの薄緑色をしています。鼻を近づけると、ほのかに抹茶の香りが。バリッと最初に噛んだ瞬間から抹茶の風味がしっかり感じられます。

普通の堅焼き八ツ橋は口の中で割れた瞬間から強烈なニッキの風味がするのですが、こちらはそんなことは全くなく、抹茶の風味のみが盛大に主張してきます。そして、飲み込む瞬間まで混じり気のない抹茶の味を強く感じるのです。

あまりにもニッキの存在感が無いので不思議に思い原材料を確認してみたところ、なんとニッキが入っていませんでした!ということで、見た目は八ツ橋そのものでありながら、全く新しいお菓子としていただくことが出来ます。

八ツ橋特有の歯ごたえたっぷりの食感も楽しめますし、ほのかな甘みと抹茶の味わいがとても良く合うお茶請けだと思います。暖かい緑茶とともに、ゆっくり食べるのがいいでしょう。

【本家西尾八ツ橋 抹茶 こんな人にオススメ】
八ツ橋と名前はついていますがニッキは入っていないので、八ツ橋の食感は好きだけどニッキが苦手という方にはこちらがオススメです。女性は抹茶味が好きな方が多いため、女性にも受けが良さそうです。

八ッ橋 黒ごま


販売価格:540円
内容量:30枚(抹茶3枚×10包)

八ツ橋発祥のお店の一つである老舗・本家西尾八ツ橋が販売する黒ごま味の堅焼き八ツ橋です。まずは鼻を近づけると、ニッキの香りに混ざって黒ごまの芳しい香りも感じられます。

パリッポリッと音を立てながら頬張ってみると、最初、ニッキの風味に隠れて黒ごまの存在感はほんのり舌先に感じる程度ですが、何度も噛んで歯ですり潰しているうちに黒ごま特有の香ばしさと風味がブワッと口中に広がっていきます。

もともと香ばしい八ツ橋ですが、黒ごまとの相乗効果で更にその傾向が顕著になっており、飲み込んだ後もしばらく口の中に余韻が残るのです。

「井筒八ツ橋本舗」のニッキ味の八ツ橋にも白ごまが使われていますが、比べてみるとこちらの方は精製前の黒ごまだからでしょうか、よりパンチのきいたごま本来の味を感じます。黒ごまの香ばしさが前面に押し出されることで、同じブランドのニッキ味の八ツ橋よりも甘さは控えめになっています。

【本家西尾八ツ橋 黒ごまこんな人にオススメ】
堅焼き八ツ橋が好きで、普通の八ツ橋に飽きてきた方にオススメです。甘さよりも香ばしさが突出しているので、甘味が苦手な方にピッタリ。ごまの味がかなり主張しているため、ごまが苦手な方にはオススメできません。

あんなま 冬の三色


販売価格:1,080円
内容量:12個(ニッキ 4個、抹茶 4個、黒豆 4個)

幅広い年齢層に人気のある餡入り生八ツ橋「あんなま」の三種詰め合わせです。季節ごとにフレーバーが変わるようで、こちらは冬季限定パッケージとなっています。

※ニッキ
ふんわりとニッキの香りがする柔らかな食感の生地の中につぶあんが詰まっています。鼻から抜けるニッキの香りと後引く風味につぶあんの甘さがよく合いますね。昔から愛され続けるには理由があると思いました。

※抹茶
薄っすら抹茶色をした生八ツ橋です。抹茶の風味はそれなりに感じますが、渋みや苦みを感じるほどではありません。つぶあんと抹茶の相性の良さは言うまでもないですね。緑茶や抹茶と一緒にいただくのがオススメです。

※黒豆
真っ黒な色が目を引く生八ツ橋に、きな粉がまぶしてあります。生地には黒豆の2?3倍の値段の黒大豆を配合しているため、風味の良さは格別。餡子と一緒に飲み込むと甘い黒豆を食べているような気分になります。ほうじ茶や緑茶といただくのがいいと思います。

【本家西尾八ッ橋 あんなま 冬の三色こんな人にオススメ】
生八ツ橋は八ツ橋よりも柔らかくて食べやすく、またこちらの詰め合わせは古典的なフレーバーのため年配の方にオススメですが、幅広い年齢層に受けがよさそうです。黒豆味の生八ツ橋は健康志向な女性にも好かれそうです。

チョコレート八ッ橋 カカオ・抹茶・イチゴ


販売価格:870円
内容量:28個(カカオ 10個、抹茶 9個、イチゴ 9個)

八ツ橋入りのクランチ・チョコレートです。原材料名に表示されたうるち米はライスパフのことだと思われます。

ライスパフのザクザク食感とチョコレートにより、八ツ橋独特の風味はなりを潜め、かなり食べやすくなっています。フレーバーはカカオ・抹茶・イチゴの三種類。ポップな見た目と相まって、カジュアルなお菓子の感覚で八ツ橋を楽しめます。

※カカオ
少しビターなクランチチョコレートです。若干ニッキの風味も感じますが、チョコレートの味に隠れていますので、普通の堅焼き八ツ橋に比べればそんなには感じません。

※抹茶
甘めの抹茶風味のクランチ・チョコレートです。抹茶の香りと味わいがニッキの風味に勝っているため、カカオのフレーバーよりも八ツ橋感は薄れます。

※イチゴ
ほんのりイチゴの香りがするクランチチョコです。抹茶と同じホワイトチョコベースですが、抹茶の渋みがない分、更に甘く感じました。ニッキの風味は抹茶と同程度です。400

【本家八ツ橋西尾 チョコレート八ツ橋(カカオ・抹茶・イチゴ) はこんな人にオススメ】
パッケージの可愛らしさ、イチゴ味が入っている点などから女性受けが良さそうです。クランチの中に本物の八ツ橋が入っているので、見た目の印象よりは少し固く、お年寄りにはオススメできません。

聖護院八ッ橋総本店

創業:元禄2年(1689年)
http://www.shogoin.co.jp/

聖護院八ッ橋


内容量:36枚入(3 枚包み × 12 個入)
販売価格:864円

元禄年間から八ツ橋を販売する老舗の一つ「聖護院八ツ橋本舗」の八ツ橋は、けしの実が入っていて、ほのかにナッツのような芳醇な香りがします。これは、「本家西尾八ツ橋」と「井筒八ツ橋」のニッキ味の八ツ橋にはない特徴です。

「本家西尾八ツ橋」「井筒八ツ橋」のニッキ味の八ツ橋と三種類食べ比べた感想としては、こちらの「聖護院八つ橋」は三ブランドの中でニッキの香りの強さは割と控えめと言えるでしょう。

食べてみると、パリパリと歯で割って噛んでいる瞬間よりも、喉に飲み込む前にニッキの味を強く感じます。噛めば噛むほどにジュワッと旨味が染み出てくるといった表現が適切かもしれません。

ただ、後味はそこまで強烈ではなく、味わいとしては「本家西尾八ツ橋」や「井筒八つ橋」に比べるとそこまで強烈にニッキの味がしないので、比較的食べやすいです。甘さは三ブランドの中では中ぐらいで、上品にまとまっている印象です。

【聖護院八ツ橋 ニッキ はこんな人にオススメ】
ニッキ味の八ツ橋の中では比較的ニッキの風味が控えめで食べやすいので、そこまでニッキが得意でなくても食べられると思います。甘味が苦手な方にもオススメです。かなり固いため、お年寄りには食べにくいです。

井筒八ッ橋本舗

創業:文化2年(1805年)
http://www.yatsuhashi.co.jp/

八ッ橋 化粧缶入


販売価格:648円
内容量:3枚×20包(60枚)

「井筒八ツ橋本舗」は、八ツ橋の老舗二大ブランド「本家西尾八ツ橋」「聖護院八ツ橋総本店」よりも100年以上後に創業しました。先行する二社との差別化を図るためなのか、ニッキ味の八ツ橋の製造法に幾つか手を加えています。

まずは、ごま。この三ブランドの中では唯一、白ごまが入っているのです。このごまがアクセントになることで、定番の八ツ橋とは全く異なる表情に。ただでさえ香ばしい八ツ橋ですが、ごまがあるからこその香ばしさと風味が加わることで独自の進化を遂げた八ツ橋を味わうことができます。

また、これも三ブランド中で唯一無二なのですが、原材料名で砂糖よりも米粉の方が先に書いてあります。要するに甘さが抑えてあり、これもごまの香ばしさに目を向けるのに一役買っています。ニッキの香りに関しては三ブランドの中では一番強く感じましたが、実際に食べてみると、とにかく白ごまの存在感が大きく、食べる前と後とで印象が変わります。

【井筒八ツ橋本舗 八ツ橋 ニッキ こんな人にオススメ】
ニッキが好きな方、香ばしい八ツ橋がお好きな方に。今回検証した三ブランドのニッキ味の八ツ橋の中では最も甘さ控えめなので、甘味が苦手な方にもオススメです。小さいお子様やお年寄りには少し固いかもしれません。

八ッ橋 京くらんち 15個入り


販売価格:540円
内容量:15個(みるく 5個、きゃらめる 5個、まっちゃ 5個)

いわゆるクランチチョコレートです。八ツ橋は入っていません。「みるく」「きゃらめる」「まっちゃ」の3フレーバーですが、そのうちニッキが入っているのは「みるく」味のみです。コーンフレークと小麦パフのザクザクカリカリという食感が楽しく、洋菓子としても気軽に食べられます。

※みるく
甘めのミルクチョコレート味のクランチチョコです。鼻を近づけると微かにニッキの香りがしますが、食べてみるとチョコレートの味の方が圧倒的に強いのでほとんどニッキの風味は感じません。万人受けする味です。

※きゃらめる
濃い茶色から受ける印象そのままに、焦がしキャラメルのような深みのある香ばしさとほろ苦さが特徴。チョコレートの味との相性は抜群です。

※まっちゃ
最初にホワイトチョコの味と甘みを感じ、抹茶の苦味と風味が余韻に残ります。抹茶の香りはかなりしますが、味はそこまで濃厚ではなくて、ほんのり抹茶味といった印象です。

【井筒八ツ橋本舗 八つ橋 京くらんちこんな人にオススメ】
どのフレーバーも甘めなので甘味が好きな方にオススメです。目新しくはありませんが、大きく外さない味は無難さが求められるお土産として優秀かと思います。一口で食べられる手頃なサイズ感も魅力です。

おたべ

創業:昭和41年(1966年)
http://www.otabe.kyoto.jp/

チョコ八ッ橋


販売価格:702円
内容量:チョコ:16枚入

堅焼き八ツ橋にチョコレートコーティングがほどこしてあります。幅は一般的な八ツ橋と同程度ですが、長さは少し短めで食べやすいです。

フレーバーはスイート、抹茶、イチゴの三種類。個包装に各2枚入りです。チョコレートコーティングの無い箇所は普通のニッキ味の八ツ橋なので、見た目に反してニッキの香りが強いです。

※スイートチョコ
甘いミルクチョコレートでコーティングした八ツ橋です。八ツ橋とチョコレート、一見ミスマッチに思えますが、不思議と噛み合っていて味わい深く仕上がっています。

※抹茶チョコ
抹茶チョコレートはホワイトチョコベースのため、スイートチョコよりも甘いです。抹茶の風味がしっかりしているためか、ニッキの風味はスイートチョコに比べると感じません。
※イチゴチョコ
香りは3フレーバー中一番強いのですが、食べてみると、イチゴの風味はほんのり感じる程度ですので、ニッキの風味の方が印象深いです。

【おたべ チョコ八ツ橋 はこんな人にオススメ】
普通の八つ橋ではつまらないと思う方、変わり種をお求めの方にオススメです。チョコレート味ですがベースは普通の八ツ橋なので、ニッキの主張はそれなりに強く、ニッキが苦手な方にはオススメできません。

八ッ橋クランチ


販売価格:928円
内容量:詰合せ:26個入

昔ながらの焼いた八ツ橋をクランチしてチョコと混ぜ合わせたクランチチョコの上に、おたべちゃんの顔を象った丸いプレート状のチョコレートが乗ったお菓子です。

ミルクチョコ味と抹茶チョコ味の2フレーバーが13個ずつ入っています。八ツ橋を砕くことで色々な形になり、歯当たりがバラバラで面白い食感になっています。

※ミルクチョコ味
噛むとザクザクという小気味いい音がする軽い食感のクランチチョコの上に甘いミルクチョコレートが乗っています。カカオ分の低いチョコレートなのでカカオの風味はさほどなく、お子様でも食べられます。クランチの中に八ツ橋が入っているのですが、チョコレートの味に紛れてニッキの味はさほどしません。

※抹茶チョコ味
抹茶風味のクランチチョコの上に抹茶風味の丸いチョコレートが乗っています。チョコレートは甘めですが、抹茶の風味はそれなりに濃く、深緑色の見た目そのままに濃厚な抹茶チョコレートになっています。ニッキの味は後味にほんのりする程度です。

【おたべ八ツ橋クランチこんな人にオススメ】
お子様や若年層向けです。どちらのフレーバーも甘いので、甘味が好きな方には喜ばれるでしょう。ニッキが苦手で八ツ橋はちょっと…という方にもオススメです。逆に甘味が苦手な方にはオススメできません。

さくさくおたべ


販売価格:1080円
内容量:16枚入り(にっき 8枚、抹茶 8枚)

サクサクホロホロ食感の薄い焼き菓子です。裏側はクレームブリュレのようにキャラメリゼされています。

バター入りの焼き菓子特有のサクッとした軽い食感が魅力的。あまりお腹にたまりません。八ツ橋とは全く違う、どちらかと言うと洋菓子のクッキーに近いです。ほんのり甘く、口の中ですぐに崩れて溶けていくのでとても食べやすいです。

※ニッキ
ニッキの風味はするのですが、こんがり茶色にキャラメリゼされた裏側のカリッとした香ばしさの方が目立つので、あまりニッキは主張していません。バターが入っているからこその風味とコク、さっくりとした食感がたまりません。

※抹茶
抹茶の他に抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)も含まれているため、抹茶の風味がとても強いです。ほんのりですが抹茶の苦味や渋みも感じます。裏側には抹茶の茶葉がまぶしてあり、異なるテクスチャーで同じ素材を重ねることにより、味わい豊かに仕上げています。392

【おたべ さくさくおたべ はこんな人にオススメ】
洋菓子を好む若い女性にはこちらがオススメです。歯であまり噛まなくてもサクサクと食べられる薄さはお年寄りにも喜ばれるでしょう。ニッキがは入っていない抹茶味の方は抹茶がお好きな方も満足する濃さです。

このページでご紹介している八ツ橋を購入できるお店


このページでご紹介している八ツ橋アイテムはすべて、JR京都駅ビルTHE CUBEの1階と地下1階にあるお土産さんで購入しました。

1階:京銘菓
地下1階:おみやげ小路 京小町
営業時間:8:30 – 20:00

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