「記入」と「記載」と「記述」の違いと使い分け方3つのポイント

似ているようで意味が異なる3つの言葉「記入」「記載」「記述」。このページでは、これら3つの言葉の違いと使い分け方を出来るだけシンプルにお伝えすべく、ポイントを絞りながら説明しています。

「記入」と「記載」と「記述」の違いを理解する3つのポイント

  1. 【記入、記載、記述】「記す」「文字を書きつける」という共通の意味を持つ
  2. 【記載】「登録」「記録」「印刷に入れる」というこの言葉だけの意味がある
  3. 【記述】「説明」「表現」「描写」「物語」というこの言葉だけの意味がある



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「記入」と「記載」と「記述」の違いを深く理解する

「記入」と「記載」と「記述」の違いは、上に述べた3つポイントをつかむと理解しやすくなります。

「記入」「記載」「記述」の三つの言葉は、これら三語に共通する意味を持っていますが、「記載」と「記述」だけは他の二語にはない独自の意味を持っています。

この「記載」と「記述」だけが持っている独自の意味が「記入」「記載」「記述」の三つの言葉の決定的な違いです。

以下に、より詳しくまとめてみます。

【記入、記載、記述】「記す」「文字を書きつける」という共通の意味を持つ

「記入」「記載」「記述」の三つの言葉は、いずれも「記す」「文字を書きつける」という意味を持っています。

よって三つとも「書くという行為」をあらわす言葉として同じように使われます。

しかし「記入」が「書くという行為」をあらわす意味しか持たないのに対して、「記載」と「記述」は「書くという行為」をあらわす意味以外にも、意味の広がりと深さを持っています。

言葉の持つ意味の深さと広がりという点で、「記入」と「記載」「記述」は区別されます。

では、「書くという行為」にとどまらない「記載」と「記述」には、それぞれどのような意味があるのでしょうか。

【記載】「登録」「記録」「印刷に入れる」というこの言葉だけの意味がある

「記載」には「書くという行為」をあらわす意味に加えて、書いたものを登録する、記録に残す、記録を作成する、印刷物等に入れるという意味を持ち合わせています。

「記載」の「載」という漢字は「載(の)せる」という意味ですが、「載せる」対象物が種々の記録や印刷物等ということになります。

ちなみに嘘の事実を書いてしまった場合「虚偽記載」と呼ばれるのは、「書くという行為」は忘れられても、書いたものが「記載」という形で残るためです。

【記述】「説明」「表現」「描写」「物語」というこの言葉だけの意味がある

「記述」にも「書くという行為」をあらわす意味が含まれますが、書く文章に詳しい説明が求められる場合。その説明になんらかの表現や描写を必要とする場合に「記述」という言葉を用います。

ただし、なんらかの説明を求められる場合でも、そこに論理性が強く求められる場合には特に「論述」という言葉が用いられます。

【記入、記載、記述】の共通点と相違点の一覧表

【記入、記載、記述】の共通点と相違点を文章でお伝えしましたが、一目で共通点を相違点を把握できるよう一覧表にまとめてみました。

記入 記載 記述
「書く」という行為
「記す」
「書きつける」
「登録する」
「記録に残す」
「印刷物等に入れる」
× ×
「詳しい説明をする」
「表現や描写をする」
「物語」
× ×  

「記入」と「記載」と「記述」の違いと使い分け方まとめ

以上、「記入」と「記載」と「記述」の違いをご説明しました。実際に何かを書く現場で言葉の意味を区別する場合が生じたら、次に述べるように使い分けてみてください。

「記入」と「記載」と「記述」の使い分け方3つのポイント

  1. 【記入】文字、記号問わず、何かを書きつけるだけの場合
  2. 【記載】書いたものを記録・印刷物に残す場合
  3. 【記述】書く文章に詳しい説明が求められる場合



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