「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」の意味と違いを解説

「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」はお米を使った料理ですが、簡単にまとめると以下のような意味になります。

  • 【ピラフ】米を炒めてからスープで炊き込んだトルコ発祥の料理
  • 【チャーハン】中国から日本に伝わった米を炒めた料理
  • 【焼き飯】主に関西圏で鉄板を使用して作られる米を炒めた料理
  • 【パエリア】米をフライパンで炒めてそのままサフランとスープで炊き上げたスペイン料理

このページでは「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」の意味と違いを詳しく解説していきます。

Advertisement(広告)

「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」の詳しい意味

「ピラフ」の詳しい意味・作り方

「ピラフ」は辞書では以下のように説明されています。

トルコ語起源の英語。バターで炒めた米・玉ねぎに肉・魚・エビなどを加え、塩・こしょうで味付けした上、スープで炊き込んだご飯。

出典:三省堂「新明解国語辞典第六版」より抜粋

「ピラフ」はトルコから伝わった料理で、スープで炊き込むのが特徴です。日本の炊き立て御飯と比べると、水分量が少なくポロっとした食感なので、「炒めている」と思われがちですが、いわゆる炊き込みご飯なのです。

「ピラフ」の簡単な作り方を紹介します。

  1. 米を洗ってざるに上げ乾かす。
  2. 材料(玉ねぎやベーコンなど)を1cmサイズに切る。
  3. 鍋またはフライパンにバターを溶かし、材料を炒めた後米を加えて弱火で炒める。
  4. 炊飯器に③とスープを入れて炊いて蒸らす
Advertisement(広告)

「チャーハン」の詳しい意味・作り方

「チャーハン」は辞書では以下のように説明されています。

中国・炒飯。炒め御飯。

出典:三省堂「新明解国語辞典第六版」より抜粋

とってもシンプルな説明ですね。「チャーハン」は炊いた米と材料を炒めた中国伝来の料理です。いわゆる中華料理屋さんの「チャーハン」には、卵やチャーシュー、ネギなどの具と一緒に炊いた米が炒められていますが、バリエーションは非常に豊富です。「炊いた米を炒める」という工程を踏めば、それは「チャーハン」なのです。

ピラフとは違い、そのままでも食べられる炊いた米を使っているので、「チャーハン」には「食べられない程の失敗」は殆どありません。作り方もいたってシンプル。家に残っている御飯と具材を炒めて、お好みの味付けをすれば完成です。

Advertisement(広告)

「焼き飯」の詳しい意味・作り方

「焼き飯」は辞書では以下のように説明されています。

①いため御飯。
②握り飯をあぶった食品。焼きおにぎり。

出典:三省堂「新明解国語辞典第六版」より抜粋

「チャーハン=炒めた米料理」なので、「焼き飯」も「チャーハン」の一種といえます。辞書では「握り飯をあぶった食品」も「焼き飯」の意味という説明がありますが、今は「焼きおにぎり」と称するのが一般的です。

また、「焼き飯」は鉄板で炒める関西の米料理という説もあります。しかし、良く調べてみると「何で焼くのか」ではなく、地域によって料理名の呼び名が変わる傾向が強いです。

「鉄板は焼き飯」「フライパンはチャーハン」ではなく、同じ炒めた米料理でも、関西から南は「焼き飯」、それ以外は「チャーハン」という料理名で呼ぶ人が多いようです。

「パエリア」の詳しい意味・作り方

「パエリア」は辞書では以下のように説明されています。

【パエリヤ】
米と肉・魚介・野菜などをオリーブ油で炒め、サフランを加えて炊き上げたスペイン料理。

出典:三省堂「新明解国語辞典第六版」より抜粋

辞書では「パエリヤ」とありました。「パエリア」「パエリヤ」どちらも呼び方として正解ですが、現在では「パエリア」という呼び方が多くなっています。

「パエリア」は「ピラフ」と同じく材料や米を炒めた後炊き込むのですが、炒めているフライパンの上でそのまま炊き上げます。サフランを使用し、米が鮮やかな黄色になるのも特徴です。

「パエリア」の作り方を簡単に解説します。

  1. 材料を準備する(シーフードや野菜を適切なサイズに切るなど)。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、切って準備した材料を炒め塩コショウで味付けする。
  3. 米を加えて透き通るまで良く炒める。
  4. スープとサフランを加えて炊き込む。
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」の違い

「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」の違いを表にまとめました。

発祥国調理法備考欄
ピラフトルコ炊き込む特になし
チャーハン中国炒める特になし
焼き飯中国炒めるチャーハンの別名、焼きおにぎりの意味も含む
パエリアスペイン炊き込むフライパンで炊く、サフラン使用で米が黄色い
Advertisement(広告)

「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」のまとめ

「ピラフ」「チャーハン」「焼き飯」「パエリア」は伝わった国や作り方が違います。最後に、それぞれの意味をまとめましたので、参考になさってくださいね。

  • 【ピラフ】米を炒めてからスープで炊き込んだトルコ発祥の料理
  • 【チャーハン】中国から日本に伝わった炊いた米を材料などと一緒にを炒めた料理
  • 【焼き飯】主に関西圏で鉄板を使用して作られる米を炒めた料理。「チャーハン」の別名でもあり、地域によって呼び方が変わる。
  • 【パエリア】米をフライパンで炒めて、そのままサフランで炊き上げたスペイン料理。米がサフランで黄色くなるのが特徴。