「団子」「餅」「白玉」の意味と違いを解説

「団子」「餅」「白玉」は、どれももちもちとした触感の食べ物ですが、以下のような意味があります。

  • 【団子】こねて丸めて茹でた、あるいは蒸した食品の総称
  • 【餅】精米を蒸してついた食品
  • 【白玉】米の粉(白玉粉)で作った団子

このページでは、「団子」「餅」「白玉」の意味と違いを詳しく解説します。

Advertisement(広告)

「団子」「餅」「白玉」の詳しい意味

「団子」「餅」「白玉」は、辞書では以下のように説明されています。

【団子】(だんご)
穀類の粉を湯でねり、こねて丸めて蒸した(ゆでた)食品。また、挽肉などで作ったものを言う。

【餅】(もち)
精米を蒸してついた食品。(正月・物日などにつく)

【白玉】(しらたま)
白玉粉をこねて作った、小さなだんご。(白玉粉とは、もち米(とうるちをまぜたもの)を細かにひき、さらして乾燥させたもの。

出典:三省堂「新明解国語辞典第六版」より抜粋

それぞれの意味について、更に詳しく解説していきましょう。

「団子」の意味

「団子」と聞くと、お月見団子のように、もちもちとした白を基本とした丸い形の和菓子を想像する人が多いでしょう。実際、グーグルで「団子 レシピ」と検索を書けると、みたらし団子など和菓子系団子レシピが上位を独占しています。

しかし、「団子」は「丸めて蒸した(ゆでた)食品」の総称で、もちもちした和菓子の団子は「団子の種類の中の1つ」に過ぎません。

団子には米粉を使ったもの以外に、「きび団子」「小麦団子」「肉団子」などもあります。また、辞書には「蒸した(ゆでた)」とありますが、揚げて作る「揚げ団子」もあります。団子料理の種類は非常に多いのです。

その他、「団子」には食品以外の意味もあります。広義では、「丸めた形」の意味を持ちます。例えば「団子状」という言葉がありますが、これは「団子のように丸まった状態」「バラバラだったものがくっついている状態」という意味です。

Advertisement(広告)

「餅」の意味

「餅」は辞書でも説明されているように、精米を蒸してついた食品です。「団子」は形を作ってから蒸したりゆでたりの調理をしますが、「餅」は最初に精米を蒸してからついて形を作ります。

ちなみに、「餅」がつく和菓子に「くず餅」「わらび餅」がありますが、どちらも精米は使われておらず、食品表記用の名称は「生和菓子」となります。

一般的に「餅」は、米を蒸してついた食品を指し、そこから加工した場合でも、「切り餅」「あん入り餅」など、食品表記用の名称に「餅」が入るものが殆どです。

Advertisement(広告)

「白玉」の意味

「白玉」は白玉粉(もち米やうるち米を細かにひいて乾燥した粉状のもの)に水を入れてこね、ゆでて作った団子を意味します。「白玉」は「団子」の種類の中の1つになります。

その他、「白玉」は食品だけではなく「白い球」という意味も持ち合わせています。雅語(風情のある言葉。平安時代の雅文や和歌に使われている言葉)では真珠を意味します。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

「団子」「餅」「白玉」の違い

食品としての「団子」「餅」「白玉」の違いを表にまとめました。

団子白玉
材料米を中心とした穀物(きび、小麦など)、肉類、魚類もち米・うるち米白玉粉
作り方材料をこねて丸くしてから茹でたり蒸したり上げたりする米を蒸してからつく白玉粉に水を入れてこね、丸めて茹でる
備考「まとまっている様」「丸まっている様」の意味も持つ特になし「白い球状のもの」の意味も持つ。雅語では真珠の意。
Advertisement(広告)

「団子」「餅」「白玉」のまとめ

「団子」「餅」「白玉」の意味を詳しく調べると、材料や作り方に違いがあることがわかります。また、食品以外の意味も持ち合わせている言葉があり、日本語の奥深さを感じられて面白いですね。

最後に、それぞれの意味をまとめましたので、ご参考になさってくださいね。

  • 【団子】こねて丸めて調理した食品の総称。「(和菓子の)お団子」「肉団子」「きび団子」などがある。
    その他、「団子状」のように、まとまっている様、丸まっている様を表す言葉でもある。
  • 【餅】精米(もち米、うるち米)を蒸してからついて作った食品。
  • 【白玉】白玉粉で作られた団子
    その他、「白い玉状」「雅語では真珠」の意味を持つ。