「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の意味と違いを解説

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」は普段何気なく使う言葉ですが、実はそれぞれ定義が違い、意味は以下のようになります。

  • 【ベランダ】部屋の外側に張り出した屋根付きのスペース
  • 【バルコニー】部屋の外側に張り出した手すりの付いた屋根のないスペース
  • 【テラス】一階の部屋の外側に床と同じ高さに張り出した屋根のないスペース

このページでは、「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の詳しい意味と違いについて解説してきます。

Advertisement(広告)

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の意味

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」には、それぞれ以下のような意味があります。

【ベランダ】
(西洋建築で)庭園などに面している側の部屋一体の外側に張り出すように作った広縁。(大抵、ひさしが有る)。※広縁:幅の広い縁側の意味。

【バルコニー】
(西洋建築で)特定の一間の室外に張り出した、手すりの付いた台。

【テラス】
(西洋建築で)一階の居間・食堂などから直接庭に出られるように屋外に床と同じ高さに張り出した、石・コンクリートなどで作った部分。(藤棚などは作るが、ひさしは設けない)

出典:三省堂「新明解国語辞典第六版」より抜粋

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」は、基本的に西洋建築(日本家屋以外の建物)に使われる言葉です。日本建築の「ベランダ」「バルコニー」「テラス」に相当する部分は、縁側、もしくは広縁と呼ばれます。

辞書に示されている意味からもわかりますが、「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の定義は「屋根の有無」「取り付ける場所」「床との高さの関係」など、細かな違いがあります。

2階部分についた家の外側に張り出した部分を「ベランダ」呼ぶう人は多いと思いますが、実は屋根がなければ「バルコニー」なのです。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の違い

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の意味の違い

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の違いを、わかりやすく表にまとめました。

ベランダバルコニーテラス
設置場所定義なし定義なし1階部分
屋根ありなしなし
特記事項なしなし部屋と床の高さが同じ

「ベランダ」と「バルコニー」の大きな違いは屋根の有無です。屋根があれば「ベランダ」、なければ「バルコニー」になります。広さは関係ありません。また、「ベランダ」や「バルコニー」は2階以上に設置されているイメージが強く、実際そのような位置が多いですが、1階にも設置可能です。

一方、「テラス」は1階部分に設置するのが基本です。主にリビングがある部屋から外側に続く間取りが多くなります。部屋とテラスの床の高さは同じなのも大きな特徴です。

Advertisement(広告)

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」は建築基準法で違いがある?

建築物は建築基準法によって細かく基準が定められています。「ベランダ」「バルコニー」「テラス」は、法的にどのような扱いなるのかを見てみましょう。

建築基準法では、地域によって「低層」「中低層」などの定めがあり、敷地面積に対して建物の床面積のパーセンテージが決められています。「ベランダ」「バルコニー」「テラス」を作る際、床面積に含まれるかどうかが、建物の間取り等に大きく影響を及ぼします。

建築基準法の場合「ベランダ」「バルコニー」「テラス」という分け方はありません。床面積に含まれるか否かは、広さや構造によって決まります。

どれについても、天井と三方向に壁がある場合、床面積に含まれます。それ以外については、外壁からの突出部分が2m以上の場合、突出した部分から2m差し引かれて残った部分が床面積になります。

Advertisement(広告)

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」のまとめ

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」は、どれも西洋建築の外側に張り出した部分を表す言葉です。最後に、それぞれの意味をまとめましたのでご活用ください。

  • 【ベランダ】部屋の外側に張り出した屋根付きのスペース
  • 【バルコニー】部屋の外側に張り出した屋根なしのスペース
  • 【テラス】1階にある部屋の外側に同じ床の高さで張り出した屋根なしのスペース