【身長,背,背丈,身の丈】の違いと使い分け方

「身長」「背」「背丈」「身の丈」は、すべて身体の高さを表す言葉でまったく同じ意味を持っています。

意味は同じですが、以下に示すとおりそれぞれの言葉には使える場面、使えない場面が存在します。

  • 【身長】書き言葉に使う。ほぼすべての場面で使える。
  • 【背】主に話し言葉。170cmなど数値と一緒には使わない。
  • 【背丈】主に話し言葉。170cmなど数値と一緒には使わない。
  • 【身の丈】主に話し言葉。高い・低いと一緒には使わない。

このページでは「身長」「背」「背丈」「身の丈」の違いとそれぞれの特徴、使い分け方について解説しています。



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【身長、背、背丈、身の丈】の違いを解説

「身長」「背」「背丈」「身の丈」はすべてがまったく同じ意味を持つ言葉です。国語辞典で調べると次のように解説されています。

【身長】身の丈、背丈
【背】身の丈、背丈、身長
【背丈】身の丈、背
【身の丈】背丈、丈、身長
参考:岩波書店『広辞苑』

意味に違いはありません。しかし言葉を使う場面に応じて次のような特徴を持っています。

【身長】身の丈、背丈

書き言葉として使うなら。文章の中で使うなら迷わず「身長」を選びましょう。

「身長」以外でも私的なメールなどではどれを使っても問題はありません。しかし「身長」以外は主に口語として使われます。

また「身長」は、身体の高さを表すあらゆる場面にオールマイティに使える言葉です。使い分けに迷うのなら「身長」を使っていれば、まず間違いはありません。

【背】身の丈、背丈、身長

「背」と書いて「せ」または「せい」と読みます。口語として用いる場合、「せ」と発音すると「背中」と混同されやすいので「せい」にして区別する場合が少なくありません。

「背」も多くの場面で使うことができる言葉ですが数値と合わせて使うことはできません。「身長170cm」とは言っても「背170cm」とは言いません。

数値と一緒に使えないことが「背」の最大の特徴です。

【背丈】身の丈、背

「背」に「丈」を付けた「背丈」も、「背」と同様に使える場面が多い言葉です。

そして「背」と同様に数値と組み合わせて使うことは出来ません。「身長170cm」とは言っても「背丈170cm」とは言いません。

ただし身体の高さを測る場合は、「背」よりも「背丈」が一般的です。測定でも使えるという一点で「背丈」は「背」よりも使える場面が多い言葉と言えます。

【身の丈】背丈、丈、身長

「身長」「背」「背丈」「身の丈」の中で、使える場面が最も少ないのが「身の丈」です。

使える場面が限定されている「身の丈」が、最もよく使われる場面は数値と組み合わせて使うケースです。

上に述べた通り「背」と「背丈」は数値と組み合わせて「背170cm」「背丈170cm」のように使うことは出来ません。

しかし「身の丈」は「身の丈170cm」と使うことが可能です。

話し言葉の中で数値と一緒に使うことができない「背」と「背丈」を補うように、話し言葉の「身の丈」は数値と組み合わせて使うことにほぼ特化された言葉なのです。

【身長、背、背丈、身の丈】の違い、まとめ

「身長」「背」「背丈」「身の丈」の違いと使い分け方、このページの解説でおわかりいただけましたでしょうか。

最後に「身長」「背」「背丈」「身の丈」の使う場面に応じた特徴を以下にまとめます。頭の中の整理にお役立てください。

身長 背丈 身の丈
書き言葉 OK NG NG NG
数値と一緒 OK NG NG OK
測定する時 OK NG OK OK
高い・低い OK OK OK NG

 




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