【いろいろ・さまざま(色々・様々)】の違いと使い分け

「いろいろ(色々)」と「さまざま(様々)」は区別するポイントさえつかんでしまえば、違いと使い分け方を理解するのはそれほど難しいことではありません。

「いろいろ(色々)」と「さまざま(様々)」は区別するポイントは次の通りです。

いろいろ(色々) さまざま(様々)
意味の違い 数が多い様子を表す それぞれが異なる様子を表す
違いがよくわかる使い分け例 漫画専門店にはいろいろな漫画がある 大型書店にはさまざまな本がある

このページでは「いろいろ(色々)」と「さまざま(様々)」の違いと使い分けについて、さらに詳しく解説しています。



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【いろいろ・さまざま(色々・様々)】の違いを解説

【いろいろ(色々)】色がたくさんあること


「いろいろ(色々)」という言葉は「色」すなわち「カラー」が二つ重ねられていることからもわかる通り、さまざまな色が揃った様子

また平安時代の貴族の女性たちが、薄色、萌葱、紅梅、蘇芳、山吹など日本の伝統色を重ねる襲(かさね)の色目の意味も持っています。

色の種類が数多く揃っていることから、数の多さを表すのが「いろいろ」です。

よって「いろいろお世話になりました」など、世話になったことの多さを相手に伝えたい場合に使うのが「いろいろ」で、数の多さを表してはいない「さまざま」はこの場合には使えません。

OKいろいろお世話になりました
NGさまざまお世話になりました

また「いろいろ」は主に日常会話の中で使われます。日常会話の中で使われる「いろいろ」は「さまざま」に言い換えることができないケースが少なくありません。

【さまざま(様々)】

「いろいろ」が数の多さを表すのに対して、一つ一つが異なっている様子に重点が置かれているのが「さまざま(様々)」です。

よって、漫画専門店などのように漫画ばかりが揃っている本屋では、漫画の数は普通の本屋よりも多いので、その多さを強調したいときには「いろいろ」。

一方、都心にある大型書店などではありとあらゆるジャンルの本が揃っていますので、異なるジャンルの豊富さを強調したいときには「さまざま」を使います。

ただし、漫画専門店でも男性向け女性向け、新作旧作、人気漫画からレアな漫画まで異なる種類の豊富さを強調したいときは「さまざま」。

同様に、大型書店の数万冊もある本の数の多さを強調したいときは「いろいろ」を使うのがふさわしいでしょう。

また「いろいろ」が主に日常会話の中で使われるのに対して、「さまざま」は文章向きの言葉です。

特にビジネス文書など硬い表現が求められる文章の中では「さまざま」を使うのが無難と言えます。

【いろいろ・さまざま(色々・様々)】の違い、まとめ

「いろいろ」と「さまざま」の違いと使い分け方には厳密な区別はありません。また一部の場合を除いて、「いろいろ」と「さまざま」は置き換えが可能です。

しかし、以下にまとめた両者を区別するポイントをおさえ、自分の伝えたいことが数の多さなのか、種類の豊富さなのかを意識しながらそれぞれの言葉を使い分けたいものです。

  • 【いろいろ(色々)】揃っている数の多さに重点を置く
  • 【さまざま(様々)】それぞれの異なることに重点を置く



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