「小一時間(こいちじかん)」とは何分?「一時間」との意味の違い

日頃の会話の中でよく使われる「小一時間(こいちじかん)」とは何分を意味しているのでしょうか。答えはシンプル、以下の通りです。

  • 【小一時間】約60分。ほぼ60分。60分弱。60分より短い。
  • 【一時間】60分。

このページでは「小一時間(こいちじかん)」という言葉の意味や「一時間」との違いをさらに詳しく解説しています。



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【小一時間】と【一時間】はそれぞれ何分?

【小一時間(こいちじかん)】60分弱

一時間(こいちじかん)」の頭についている「(こ)」という言葉は、以下に引用した意味を持つ接頭語です。

この接頭語の意味を理解すれば「小一時間」は何分なのか自ずとわかるはずです。

【小】
数量を表す名詞、数詞の上に付いて、その数量にはわずかに及ばないが、ほぼそれに近い意を表す。およそ。ほぼ。「子半時」「小一時間」「小一里」など。
出典:小学館『日本國語大辞典』

『日本國語大辞典』の記述の中で着目すべきは「その数量にはわずかに及ばない」「ほぼそれに近い」の二箇所です。

この着目すべき二箇所から次のように考えることができます。

「一時間」に「小」が付いた「小一時間」とは、言い換えると「ほぼ一時間に近いが、一時間にはわずかに及ばない」。つまり一時間をわずかに切る時間という意味です。

【小一時間(こいちじかん)】は30分?

「小一時間」が一時間をわずかに切る時間であることは上に述べた通りですが、わずかに切る時間が何分なのか、そこに厳密な定義はありません。

ただし「小一時間」という言葉に「30分」を含める考え方もあるようですが、おおよそ「30分」を表す時には別の言葉がしっかりと存在しています。

その言葉とは「小半時(こはんとき、こはんじ)」です。

古い言葉なので最近では日常生活の中で使われることはありませんが、「小一時間」を「30分」と誤認するのを防ぐためにも覚えておくべき言葉です。

【小一時間】と【一時間】の違い

「小一時間」が60分弱を表すのに対して「一時間」は60分ジャスト。

違いはそれだけです。

60分ジャストが「一時間」で、60分弱が「小一時間」ならば、60分をわずかに超える時間はどのような言葉で言い表したら良いのかという疑問が出てくるかと思います。

60分をわずかに超える時間、その場合は「約一時間」。ちなみに「約一時間」は60分弱も含んでいますので、迷ったら「約一時間」を使っておけばほぼ間違いないでしょう。

【小一時間】と【一時間】はそれぞれ何分?まとめ

【小一時間】の意味と、【小一時間】と【一時間】の違い、それぞれの時間。このページの解説でご納得いただけましたでしょうか。

最後にもう一度、このページの解説のポイントを以下にまとめますので、頭の中の整理にお役立てください。

  • 【小一時間】約60分。ほぼ60分。60分弱。60分より短い。
  • 【一時間】60分。
  • 【約一時間】約60分。ほぼ60分。60分より長い場合、短い場合を含む。



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